この本は、作者 池谷裕二さんが父親として、脳研究者として、育児の奮闘を綴った本です。
また、個人的な育児記録であると同時に、脳の発達を通じて脳の働きについて考えるための本でもあります。
例えば、1歳までの脳育ちフローは
1ヵ月 オキシトシンとおっぱいには負けられない
2ヶ月 子供の育ちは違って当然
3ヶ月 パパの声が1オクターブ高くなる
4ヶ月 何でも口に入れて確かめる
5ヶ月 「三つ子の魂百まで」ってほんと⁈
6ヶ月 赤ちゃんの時間が動き出す
7ヶ月 不快が快に変わって
8ヶ月 ハイハイで世界が広がる
9ヶ月 ようやく人間になってきた10ヶ月 痛みを学んで大きくなれ
11ヵ月 歩きたい欲求が生まれながらにある
1歳 やりたい意欲に応えたい
それぞれに神経科学的な分かりやすい解説があり、脳の神経細胞の数は「オギャー」と誕生した瞬間が1番多くて、後は減っていきます。そして3歳になるまでに約70%の神経細胞を排除します。
との事!
読んだ瞬間はうそ〜っと思いましたが、生き残る神経細胞は30%。その30%は健康ならば100歳を超えても保持すると言うことです。
つまり、三つ子の魂百までという事なのでしょう。
脳科学は面白い‼️
夏に脳科学・思考セミナーを受けましたが、少しでも学んだからこそ面白いのかも知れません。
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